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中生代ジュラ紀の被子植物の出現

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進化
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前回、裸子植物の出現について紹介しました。

古生代の植物の進化(陸上進出~)-シダ類の繁栄と裸子植物の誕生-
植物は陸上進出を遂げた後、一体どのような進化を遂げたのでしょうか?今回の記事ではそのことについて書いてきます。それでは見ていきましょう。 木生シダ類の繁栄 シルル紀に植物の中で維管束を持つシダ植物が陸上に適応し、急速に増加します。 石炭期に...

今回は、被子植物の出現について紹介します。

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種子植物

種子をつくる植物
種子植物とは? 花を咲かせ、 種子を作って増える植物を 種子植物しゅししょくぶつといいます。 被子植物ひししょくぶつと裸子植物らししょくぶつに 分けられます。 被子植物とは? 被子植物とは、 胚珠が子房に包まれているもので、 アブラナ・タン...

中学校の復習です。

の元になる胚珠が
子房でっているのが被子植物です。
子房で被られておらずき出しなのが裸子植物です。

ざっくりいうと思い出しましたでしょうか?

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被子植物の出現

ジュラ紀から白亜紀にかけて被子植物は出現したと言われています。

植物とは

オーストラリア被子植物相の起源と進化 神戸大学

20171004第1139回生物科学セミナー | 東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻

中生代の末期の地球の著しい変化による大量絶滅を通して、裸子植物チームは衰退しました。まぁ、胚珠が剥き出しですからね。

新生代になると被子植物が繁栄しました。防御力が強かったのでしょう。

被子植物は胚珠が子房で被られているため、

  • 胚を乾燥から守ることができる
  • 被子植物は花が開くため、蜜や果実を作り、
    動物たちを誘い出し、蜜や果実を代償に種子や花粉を動物たちに遠くまで運ばせる戦術をとりました。
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中学校のアブラナの作り

アブラナの花のつくり
今回、お話するのは アブラナの花のつくりだよ。 アブラナ科のナバナ(ナノハナ)を例に、 実際に見ていきましょう。 ナバナは種を絞って、 菜種油にしたり、 また、葉っぱやつぼみを 茹でて食べたりもしますね。 まぁ、少し苦いので、 好みのわかれ...

被子植物のアブラナの作りについてはこちらを参考にしてください。

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共進化

被子植物は鳥や虫に果実や蜜を食べさせる自己犠牲精神で、
自分たちの子どもを運ばせる必要がありました。

そこで、さらに動物を隷属するために、
植物たちも花粉を動物に運ばせる工夫を行いました。

花粉が動物たちにくっつきやすくしたり、さらに美味しい果実や蜜へと進化していきました。

アングレカム・セスキペダレとキサントパンスズメガのように、
非常に長い口器と非常に長い距を必要とする花が誕生しました。

これを共進化といいます。

人間で喩えると、非常に長い男性器と
非常に奥まで長い女性器の関係でしょう。
(不適切な発言なら消します。)

つまり、人間でいえば、奥まで長い女性器の場合、
短い男性器の場合、妊娠できない可能性が高い訳です。

すると、子孫になるのは大きな男性器を持つ人が多くなる可能性が高くなる訳です。反対に長い男性器をもつ男性の場合、短い女性器をもつ女性には入らない可能性も高くなっていきます。

こうして、起こる進化が二極化なのかもしれません。

 

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