前回は、
肝臓で尿素ができると説明しました。

肝臓のはたらき
肝臓は体内で最大の臓器です。50万個の肝細胞からなる肝小葉が50万個集まってできています。今回は、肝臓の働きについて見ていきましょう。肝臓のはたらき肝臓は生体内の化学工場とも呼ばれ、体内の恒常性(ホメオスタシス)維持に大きく貢献しています。
今回は、尿素がたどり着く
腎臓についてお話します。
腎臓の構造
ネフロン
腎臓で尿を生成する構造上の単位を
腎単位(ネフロン)といいます。
ネフロンは100万個ある。
腎単位は腎小体と腎細管からなり、
さらに、腎小体はボーマンのうと糸球体からなる。
腎臓のはたらき
- 老廃物の排出
- 浸透圧の調節
尿の生成
血しょう中の
細胞や高分子成分(タンパク質・脂質)以外が
糸球体からボーマンのうへ血圧によりこし出される。
グルコース・無機塩類・水の大部分が、
毛細血管に再吸収されます。
原尿は濃縮され、
集合管で集まり、
尿として膀胱へ移動します。
糸球体からボーマンのうへ流れ込んだ血しょうのうち、
ほとんどは再吸収されます。
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