原始海水モデル
江上不二夫と柳川弘志は、
現在の海水よりも重金属元素の濃度を濃くし、
塩化ナトリウムの濃度を現在よりも薄くした
原始海水モデルをつくった。
マリグラヌール
江上不二夫と柳川弘志は、
原始海水モデルから9種類のアミノ酸の混合物を105℃で4週間、熱により化学反応させたものです。
その結果、細胞によく似た構造体である、
マリグラヌールを得ることに成功しました。
マリグラヌールは出芽を行うことができ、
これも原始生命体の初期段階のモデルの1つだと考えられています。
マリグラヌールにはコアセルベート同様、
代謝・成長と分裂の能力、自己増殖能力をもちます。
海底の熱水噴出孔周辺は、
このような原始海水モデルに近いと言われています。
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