リンパ球①T細胞前駆細胞~T細胞の成熟前の細胞~

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免疫の働き

T細胞前駆細胞は、
骨髄で分化(誕生)したあと、
胸腺に移動して成熟します。

T細胞前駆細胞は、
胸腺の上皮細胞により
自己と非自己の認識ができるように訓練されます。

T細胞前駆細胞が成長して
TCR(T Cell Receiver/T細胞受容体/抗原と結びつく)ができると
MHC分子(抗原と結合し、T細胞に抗原を提示するタンパク質)と反応するようになります。

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正の選択と負の選択

胸腺上皮細胞は、
T細胞前駆細胞のもとに自己抗原と結びついたMHCをもってきます。

負の選択

T細胞前駆細胞が自己抗原とMHCの両方に過剰にフィットする場合、
自傷行為を起こして死んでいきます。

自己抗原に過剰に反応するT細胞前駆細胞の淘汰を負の選択といいます。

正の選択

一方で、自己抗原に適度に反応するT細胞前駆細胞でも、
MHC分子に適応するT細胞前駆細胞と
MHC分子に適応できないT細胞前駆細胞があります。

MHC分子に適応するT細胞前駆細胞は、
合格し、正式なT細胞へ昇格します。

一方で、
MHC分子にうまく適応できなかったT細胞前駆細胞には、
やり直しのチャンス、再構成のチャンスが与えられています。

このMHC分子に適応できるか判別する選択を正の選択といいます。

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