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動物の精子形成-オスは死ぬまで精子がなぜでるか?減数分裂はいつ?

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みなさんが大好きな白いおたまじゃくしこと、
精子。

精子はどのようにして生まれるのでしょうか?
また、無くなることはあるのでしょうか?

昔は、「せんずりしすぎると、精がつきる」と
迷信が流れていました。

今回はそのことも含めて、
お伝えします。

それでは見ていきましょう。

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始原生殖細胞

まだ、産まれる前から動物のオスは、
将来、生殖細胞になる予定の細胞が分化します。

この生殖細胞になる予定の生殖細胞を、
始原生殖細胞しげんせいしょくさいぼうといいます。

始原生殖細胞は動物のメスにもあり、
この状態では性別不確定です。

始原生殖細胞の核相は2nです。

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精原細胞

始原生殖細胞は精巣内に移動します。
精巣で体細胞分裂を繰り返し、
精原細胞という細胞に変化します。

精原細胞の分裂段階が、
いわゆる身体の子ども時代。

精原細胞ができる段階では、
もう睾丸ができてるので、
もうオスは確定しています。

この性別選択を
生殖隆起といいます。

なお、
大人のオスにも精原細胞は残っています。

大人のオスは精原細胞が残っているため、
年齢を重ねても半永久的に、
精子を生産し続けます。

そのため、
大人のオスはある程度、
精子を放出し続ける必要性があります。

ただ、睾丸内の副睾丸が満タンになると、
通常は尿の中から排出されます。

そのため、同種の成熟化したオスの尿に、
子宮口は触れてはいけません。

ただ、自慰行為を行うことが可能な種のオスの場合、
その機能が一時的に壊れ、自分で出す必要性がでることがあります。

それを動物のβ化といいます。
自慰行為でばかり出すと、
女性からモテることが少なくなります。

顔面も崩れていきます。
わかりやすく言えば、
チーズ牛丼顔化していきます。

それどころか、
男性同士でやりあうオスになることも霊長類でも報告されています。

なので、極力、男性の自慰行為は控えたほうが良く、
積極的に女性に頼んで性行為ではない方法でも精子を放出してもらったほうがいいでしょう。

そのためには、男性はお金を稼ぐ必要がありますけれども。

理想的なのは、男性が精子を放出しないことです。

修行僧並に、精子を出さなければ、
夢精や尿から自動的に精子は放出されていくようになります。

しかし、性行為等をすれば、
その機能は著しく落ちます。
性欲が湧いてしまいます。

また、男性も月間21回以上の精子放出で、
前立腺がんの発生確率の低下が報告されています。

射精で前立腺癌の発症リスクが低下?|院長ブログ|共立メンズクリニック

老齢夫婦でも可能であれば、
なおかつ夫を長生きさせたいならば、
性行為を楽しむ程度はしたほうが良いでしょう。

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一次精母細胞と成熟化

精原細胞は分裂期を終えると、
成熟期に入ります。

この段階に入ると、
一次精母細胞と呼ばれます。
一次精母細胞の核相は2nです。

まだ染色体は2セットある訳ですね。

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二次精母細胞

一次精母細胞は減数分裂を行い、
二次精母細胞になります。

精子の減数分裂は一次精母細胞と二次精母細胞の間

ということで、遺伝子が多種多様になるのは、
この一次精母細胞と二次精母細胞の間ということになります。

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精細胞

二次精母細胞は体細胞分裂を一回のみ行い、
精細胞を生産します。

体細胞分裂は一回のみであるため、
1つの一次精母細胞からは4つの精子しか生産できません。

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精子の誕生

精細胞が成熟化して、
さらに変形(トランスフォーム)を行い、
精子ができます。

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