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気孔とそのはたらき

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細胞
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「細胞」とは?

葉の断面などを顕微鏡で観察すると
以下のような図が見えます。

たくさん集まった小さい部屋のようなものを、
細胞さいぼう(Cell)といいます。

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葉にある「気孔」とは?

葉の表面にある三日月型の細胞に囲まれた
すき間を気孔きこうといいます。

酸素二酸化炭素の出入り口になっています。

植物と蒸散の作用

植物の体内の水が、
気孔から水蒸気として、
体外に出されることを、
蒸散じょうさんといいます。

蒸散によって、
根から吸収された
体内の水が道管を通って
移動する力が働くので、
水や水に溶けた養分が

蒸散は気孔の開閉によって、
調節されています。

水を体外にだすときは、
気孔の周りの細胞にも
水がたまっているため、
気孔の周りの細胞が反ります。
つまり、気孔は開きます。

反対に、
水を体外に出さないときは、
気孔の周りの細胞には、
水がたまっていないため、
気孔の周りの細胞が縮みます。
つまり、気孔は開きます。

プラスポイントアドバイス
気孔の周りの細胞のことを気孔の辺り細胞という意味で、孔辺細胞こうへんさいぼうといいます。
気孔は葉の裏しかないのか?
気孔は植物によって、葉の裏にしかついていないものもありますが、多くは葉の表にも、葉の裏にもついています。中には、葉の表しかついていない植物もあります。葉の裏に多いと言われる理由としては、葉の裏側の方が、涼しいので、蒸散の働きによって、水蒸気が飛びにくいからといった理由があげられます。

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